イブラヒモビッチはイスラム教徒?キリスト教徒?

スウェーデンサッカー史上、最も優秀な成績を収めているズラタン・イブラヒモビッチ(Zlatan Ibrahimovic)。彼はスウェーデン代表において通算51ゴールを挙げているものの、スウェーデン人の血は引いていない。

父がボスニア人のムスリムで、母がクロアチア人のカソリックという、ちょっと変わった環境で、イブラヒモビッチは育った。「ボスニア×クロアチア」、「イスラム教×キリスト教」。本人が言うところの「爆弾みたいな組み合わせ」だ。

イブラヒモビッチの両親は、70年代にスウェーデンに移住したという。貧しい移民地区での暮らしが、イブラヒモビッチの荒々しい性格を形成したのかもしれない。イブラヒモビッチ自身が「悪さをした」と告白しており、また、幼馴染みが刑務所に収容されるということもあったようである。

「イブラヒモビッチはイスラム教徒なのか?」とよく問われる。イスラム教徒の子供はイスラム教徒という考え方があり、それに従うとイスラム教徒だと言える。同じことが、オバマ米国大統領にも言われていた(因みにバラク・オバマのミドルネームはフセイン)。

実は、イブラヒモビッチ自ら、「神は信じるが、特定の宗教は信じない」と発言したことがある。彼の左の脇腹に「Only God Can Judge Me(神のみが私を裁くことができる)」というタトゥーがあるので、神の存在を信じていることは間違いないだろう。

しかし、教会に属してはいないけれども、イブラヒモビッチは母の宗教を選び、カソリックの戒律を守っている、という噂がある。一方で、エジプトにルーツを持つスウェーデン代表のチームメイトが、イブラヒモビッチがイスラム式のお祈りをしているのを見た、と発言してもいる。どちらが正しいのか、はっきりしたことはわからない。

宗教について問われたさい、イブラヒモビッチはこんなことを言っている。「サッカーは誰からも歓迎される宗教だ。これが俺の宗教だ」と。異教徒同士の両親を持ったことで、イブラヒモビッチは信仰には拘らず、どちらの宗教からも、自分に必要なものを上手に取り込む術を心得ているのかもしれない。ピッチ上でそうであるように、自由に、自分の信念に基づいて。

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