【広島カープ】小林樹斗、前川誠太に戦力外通告

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■2024年、カープの戦力外通告

 ドラフト前に野村 祐輔(35)投手の引退とともに6選手の戦力外が発表されました。

支配下岡田 明丈(30)戸根 千明(31)曽根 海成(29)
育成藤井 黎来(25)坂田 怜(25)新家 颯(21)

 そしてドラフト会議で5投手、1捕手、2内野手の8選手(育成含む)を指名したあと、第2弾の戦力外を発表。

支配下内間 拓馬(25)小林 樹斗(21
育成前川 誠太(21)

 計9選手に戦力外通告、ドラフトでは8選手を指名しているので1人少なくなります。あ、引退した野村投手を含めると2人減少ですね。

 7投手(育成3)、2内野手(育成1)ということなので、投手陣の再編を目論んでいるのでしょうか。有識者は「広島の補強ポイントは外野手」と言っていましたが、ドラフトでは1人も指名しませんでした。宗山を外したあと、外野手の渡部に行くかと思ったら内野手の佐々木を選択しましたし。

小林 樹斗前川 誠太の戦力外は予想外

 前川は絶対に支配下登録されると思っていました。7月には「長打率、OPSともにチームトップ(2軍)で三振率は2番目に少ない、そのうえ二塁・遊撃・左翼でプレーするユーティリティ性もある」という前川を絶賛する記事が出ていたので、早ければシーズン中にも支配下を勝ち取ると信じていました。(※Full-Count 広島21歳は「かなりの逸材」 チーム“最高”の.442&.805…注目の1枠へ「GOサインでるか」

 小林は、日髙加入が影響したのかなあ。通告の前日にはフェニックスリーグで投げていましたし、突然戦力外を告げられて困惑しているようでしたね。ただ、成績はよくなかった。フェニックスリーグ4試合に登板して5イニングで被安打7、失点5。見限られてもしょうがないのかもしれないです。でも、最後のチャンスだということは事前に本人に伝えてあげればよかったのに。通告後のコメントを見るとかなり驚いていたようなので、きっと知らされてなかったんでしょうね。

 FA移籍した西川選手の人的補償で加入した日髙 暖己(20)投手は小林の上位互換かもしれないです。先発・中継ぎと起用法の違いはありますが、どちらもまだ2軍ですらいい結果を出していません。しかし日髙のほうが少しだけ若く、小林は右肘の手術経験あり。どっちか選ぶとなったらまあ日髙になるのはわかりますよね。

小林 樹斗4年目21歳右投げ182cm18試合18.2回5.30
日髙 暖己2年目20歳右投げ183cm14試合49.1回5.29

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